SEA & AIR 輸送サービスのご案内
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沿革
沿革/主な出来事
1981年4月 キャントランス・インターナショナル・ジャパンはSea & Air輸送の専門業者として東京都中央区に設立。「日本からヨーロッパ向けに最速のSea & Airサービス」と銘打ち、日本の港から香港経由でヨーロッパへの輸送を始めた。
このサービスは香港のマーチンエアと共同で開設したもので、当初、荷主にはソニー、ビクター、東芝、パナソニックなどがあり、ビデオテープレコーダーを中心とした貨物を取り扱った。このサービスは日本の貨物代理店を対象に販売し、会社設立年度より順調なスタートで推移する。
1984年3月 香港に次ぎ主力中継地点をロサンゼルスとし、大容量貨物輸送に対応するべくエル・アル・イスラエル航空と提携、ロス〜アムステルダム間に於いて、同社の74F(747型貨物専用機)定期便を2機から4機に増便し更に臨時便を加え日本発欧州向け大量輸送貨物の需要に対応。
同年4月にはキャントランス社アムステルダム支店を設立、11月には900トンの受注を請けるまでに至る。利用船社:マースク、シーランド、川崎汽船。
1988年4月 「ニューSea&Airサービス、日本とヨーロッパ、中東、アフリカを直結」という商品名で香港経由の新サービスを開始。サポートエージェントは香港のフレイトエクスプレスインターナショナル。
1989年6月 新規プロジェクト「日本、韓国、台湾、香港からイスラエルのテルアビブへ」というSea&Airサービスをエル・アル・イスラエル航空と共同で始めた。同社の日本に於ける貨物販売部門(TYOFFLY)としてイスラエル向け貨物の集荷に実績を上げる。
また、ロサンゼルス空港発では他の航空会社を利用したサービスも開始する。利用航空会社:アリタリア、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズ、ルフトハンザ、デルタ、ユナイテッド、フェデラル、イベリア、バリグ、KLMなど。
1990年5月 国内大手自動車メーカーから委託された輸送。5月より5ヶ月間に亘り、大型自動二輪車合計1,800台(約1,025トン)を清水・東京港からイタリア・ミラノ、ボローニア、ベローナ向けにシーエアーで成功裏に輸送する。利用船社:マースク、川崎汽船。 又川崎汽船とは新たなS.C.を締結し、日本〜ロングビーチ港向けの海上輸送取扱を開始する。 
更に大阪・東京国際空港での輸入航空貨物の取扱を開始、又シーエアー国内取扱関連では神戸・東京港でのバンニングエージェントとして、日東運輸及びダイトーコーポレーション様の協力を得る。利用船社:マースクライン、川崎汽船。
1992年1月 ロサンゼルスのElco Freight International, Inc.と提携する。同社にはキャントランスの西海岸におけるSea&Air貨物のオペレーターとして、ロサンゼルス港とロングビーチ港のトランジット貨物の取り扱い業務を委託、同時にロサンゼルス空港の各航空会社への配送も行う。また、ロスの他マイアミ、ニューヨークでの予約業務、書類作成、通関業務などを請け負う。利用船社:川崎汽船。
1995年10月 ロサンゼルスに支社としてキャントランス LLCを開設し、独自にSea&Airサービスのアレンジを始める。この年、7〜12月の取り扱い貨物量は約2,800トンだった。日本と外国のフレイト・フォワーダーが主要顧客、取引先に名を連ねる。
1996年1月 国内自動車用コンプレッサーメーカーより、シーエアーでの輸送を委託される。1月〜8月迄合計680トンの輸送は期限内に無事にヨーロッパの荷受人に届けられた。
1999年6月 国内大手タイヤメーカーの委託で6月から6ヶ月間に亘りドイツ、スペイン向けに約2,000トン(タイヤ約20万本) をシーエアーで輸送する。 結果において一切の損傷・数量不足も無く成功裏に輸送を完了する。利用航空会社:ルフトハンザ、エアーフランス。 利用船社:マースクライン、川崎汽船。
2000年6月 重量物・背高貨物の混載輸送をシーエアーで受託し、ロサンゼルス〜サンパウロ間を大型貨物専用機・ アントノフ124のフルチャーターを実施、合計115トンの一括輸送となる。その時点、ロサンゼルス空港への 同型機の運航は初めてであり多数の空港関係者が積み卸し・積み上げ作業を見守った。 輸送依頼はブラジル側輸入業者から日本の大手貨物代理店様に行われ全量無事にサンパウロへ到着する。 利用航空会社:ボルガドニーパ社。利用船社:川崎汽船。
2001年4月 外務省・外交公務貨物の輸送。翌年3月末日までの一年間、シーエアー輸送業者として書類から大型貨物 までを輸送する。仕向地は多方面に亘り(全欧州・アフリカ・中近東・中南米)、取扱総件数:約250件、合計重量:約300トンの輸送であったが依頼された輸送は全て支障なく完了する。 利用航空会社:各国航空会社多数、利用船社:川崎汽船。
又同年同期間には、国内最大手自動車メーカーからの宣伝広告物品及び自動車部品等の輸送委託を受け、主に発展途上国向け(アフリカ・中近東)にシーエアー輸送を行う。約80件、計:約100トンの貨物輸送。利用航空会社:エアーフランス・ルフトハンザ。利用船社:川崎汽船
2003年1月 米国・ロサンンゼルス空港を拠点とするマーキュリー・エアーグループとの提携を開始する。この時点より当社のシーエアー輸送の中継地点を米国西岸に移し、ロングビーチ・ロサンゼルス港とロサンゼルス空港間貨物移送及び対米国税関との貨物積み替え手続き等の作業会社として同社を指名、現在に至る。
2004年8月 ペルー国、シエロス航空と貨物販売総代理店契約を締結する。同社はロサンゼルス空港及びマイアミ空港から中南米各地へ定期貨物専用機を運航しており、日本からロサンゼルス空港及びマイアミ空港までは、インターライン契約を基に日本航空、日本貨物航空、チャイナ・エアラインズ、アシアナ航空等を利用、 ロサンゼルス・マイアミ空港で接続するサービス。日本国内での貨物スペースの代理店向け販売を開始する。
2006年5月 国内大手自動車メーカーの自動車部品ブラジル向け、シーエアー輸送でのフル・チャーター2機を依頼される。 日本から海上輸送=40フィーターコンテナー約20本をロングビーチ港迄輸送、日程を合わせ2機の大型貨物専用機(747F)を用機し、ブラジル・サンパウロ空港までの大型フルチャーター2機の輸送となる。 荷主企業指定の到着日を厳守し、輸送された全貨物は一切の損傷・不足等無くサンパウロ空港到着となる。
2007年7月 米国、センチュリオン(貨物)航空(WE-307=元チャレンジエアー)と貨物販売総代理店契約を締結する。 同社は、後にシエロス航空を傘下に治め、併せてマイアミ空港を本拠地とする数社の中・小貨物専用航空会社及び中型貨物専用機種(70F,72F,D8F等)保有の貨物チャーター専門会社等も買収、マイアミ空港に於いての生鮮貨物取扱い量、第一位の実績にて年々その勢力を伸ばしている新鋭航空会社。当社は日本国内での貨物輸送スペースの代理店向け販売を開始する。インターライン契約:日本航空、日本貨物航空、ポーラーエアーカーゴ、チャイナエアラインズ等
2008年12月 米国・ロサンンゼルス空港を拠点とするマーキュリー・エアーグループ(4X-805)との新たな提携を開始。 マーキュリーエアーグループ関連事業部としてのマーキュリーエアーカーゴ社、マーキュリーワールド・カーゴ社 及びジュピターエアラインサービス社の名称にて同社はロサンゼルス空港に於ける空港施設・作業提供業務をベースに各国出入航空会社の貨物スペース販売の利権を有している。同貨物スペース販売の日本地区貨物販売代理店契約を当社と締結する。
販売対象航空会社:LL, M7, M6, QT, B1, 5X, 4S, 等
インターライン契約:日本航空、日本貨物航空、チャイナエアラインズ等
2009年1月 韓国、S.I.T.C.エアーグループと貨物販売契約を締結する。 シーエアー輸送、日本国及び中国発ヨーロッパ方面仕向地を対象とした迅速なサービスを開発する。 海上輸送=日本各港〜釜山港迄(1〜3日間)、インチョン(仁川)空港迄移送後、航空機に接続する サービスでシーエアー輸送としては最も早いサービスとして日本国内での販売を開始。